第27話　著作権について
 
曲を作ろうとするとき，
一番簡単なのは他の曲を真似るということでしょうか？
ただし，この場合に気を付けないといけないことは，
著作権に触れるということです。
 
ちょっと変えればいいじゃん，と思う人も多いかもしれませんが，
これはダメです。
オリジナル性があるかどうかというのは難しい判断ですが，
私が思うに半分以上はオリジナルになっていないといけないと思います。
では，２つの曲を１つにくっつけたらどうか？
多分，これもダメでしょうね。
２曲を１つにすることで，
それまでの曲に無かった全く新しい曲想が生まれれば別でしょうけど。
 
では，他人が創作した曲を演奏してはダメなのかというと，
そんなことはありません。
無償で演奏する場合は全く問題無しです。
ただし，謝礼を貰うとなるといけません。
交通費という名目でもダメです。
著作権協会にお金を払わないといけません。
著作権の権利期間は５０年です。
昔からある伝統的なお囃子などには著作権はありません。
 
とまあ，今回はお堅い話になりました。
プロ以外で，そこまで著作権を意識しているチームは少ないと思いますが，
知識として知っておいて損は無いでしょう。

（2007年4月2日）
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